「パーソナルカラー」って知ってます?
この語源なかなか面白い。
さかのぼること1960年のアメリカ大統領選挙・・・
「ニクソンvsケネディ」
下馬評では圧倒的にベテランのニクソン有利と言われていましたが、初のTV討論会で
一気に逆転!
というのも・・・
TV放映当日ニクソンは茶色のスーツ。
当時ではたしかに真面目で堅実な色の組み合わせをして登場。
対する新人ケネディ、青いスーツに真っ白なシャツ、そして真紅のネクタイと(まさに今で言うUSAカラー)
いう服の色を着て演説・・・
ラジオで聞いていたケネディ陣営はニクソンの演説を聴いて「負けたと思った」、と後に語っています。
しかし当時のTVは白黒テレビ、ケネディは濃いグレーとはっきりとした色で表示され、
反対にニクソンは薄いグレーで表示され、頼りなく見えたって話。
この服を選んだがゆえに、TVを見ていた国民に好印象を与え、勝者ケネディ。
要するにケネディの方がオシャレで、自分に似合う色や見せ方を知ってたんですね。
これをきっかけに「他人が見て自分に似合う色」=「パーソナルカラー」と呼ばれるように・・・
そして、ケネディ大統領以降、歴代の大統領はこの「パーソナルカラー」に重点を置き、
現在でも、WEBでの情報提示並みに重要視されています。
もし、ニクソンもこの時、「パーソナルカラー」を知っていたら・・・
大統領はニクソンだったかもね。
*ちなみに1992年の大統領選、ブッシュvsクリントンの公開演説では両者ともケネディと
まったく同じ色の服で登場し、一部のマニアックな人たちの話題をさらいました。
色を真似ただけでは「パーソナルカラー」にはならないと思われます・・・
勘違い元大統領のお二人。
「好きな色」と「似合う色」近いようでぜんぜん違ったりします。
季節が変わり着こなしも考える今日この頃ですね。
好きな色は大事だけど、「パーソナルカラー」ってのもなにかと役立つ着こなしの情報かな、と。
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