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Posted: 10.07.2019, by SHAPES「HENRY CHALFANTO Art vs Transit」
STYLE WARSは80年代の荒れくれたNYブロンクスの
グラフィティライターを追ったドキュメンタリーフィルム。
その映画をプロデュースしたのが写真家HENRY CHALFANT。
彼の個展をブロンクスでやっていると聞き遊びに。。。
10代の頃、映画STYLE WARSのビデオを見てから
グラフィティとブロンクスにのめり込んだのもあり
彼らのルーツを知りたくトークショーに聞き入りました。
70年代、80年代のグラフィティは、90年代のヒップホップ
やスケートカルチャー、のちのNYのストリートムーブメント
との連動に革新的に影響を与えていました。
今回のタイトル1977-1987で連想したのが、同じく
1977-1987までNYの伝説の倉庫パラダイスガラージ”で
ラリーレバンがあらゆる人種を熱狂させ、NYの新世界を
切り開いていたのと同時期だということ。。。
この時代のNYはグラフィティ、ラップ、DJ、ダンスから
なるヒップホップのルーツ、ラリーやフランキーを
はじめとするディスコ、カウンターカルチャーのはじまり
が一気に溢れだしたかのような衝撃がありました。
曲にサンプルがありネタをさがすかのように、今の
ストリートにも様々なバックボーンが複雑に絡み合い
今のストリートシーンへと繋がっています。
掘り続けていくと最深部まで深く掘り下げて行くことは
魅力ある事の証、過去と現在と未来への同線と繋がります
掘る刺激に尽きないのがNYの魅力の一つでもあります。
HENRY CHALFANTOのSTYLE WARSにまつわる
エピソードと展示品には、ヒップホップ創世記の
片鱗をいくつも感じたし、情熱と人種間の関係性
が交差する時代だったことが協調されています。
このままサウスブロンクスへ降りて掘りに集中できた
のは言うまでもなくここでの刺激あってのこと。。。
いい流れすね。
Peace out !!